日本DAO協会は、一般社団法人として設立しますが、理事の権限をできる限り評議会(DAO)に委任し、トークンを発行することで、DAOの形態での運営にチャレンジしています。

一般社団法人日本DAO協会の会員は、以下の3種類です。

日本DAO協会の評議会員(協会員)の中から投票で選出される個人。社員総会において最重要事項(解散、合併、定款変更、除名)のみを議決する。

日本DAO協会のミッションに共鳴し、協会のガバナンスに参加する個人。メンバーシップトークンを保有する。

日本DAO協会のミッションに共鳴し、金銭的に支援する個人、法人。メンバーシップトークンは保有せず、議決権を持たない。

理事の権限は基本的に評議会(DAO)に委任するので、メンバーシップトークンを持つ評議会員(協会員)による投票で意思決定がなされます。

評議会員(協会員)の中でも、ホルダー(Holder)、コアホルダー(Core holder)、レップホルダー(Representative holder)の3段階のロールがあり、レップホルダーは社団会員も兼ねる形になっています。

また、日本DAO協会では、上記の3種類の会員の他に、メンバーシップトークンを持たずに貢献活動を行う「コントリビューター」というロールが存在します。

  1. コントリビューター
    コントリビューターは、日本DAO協会Discordに参加することで誰もが獲得できるロールです。日本DAO協会で行われる様々なプロジェクトに参加、貢献することでメンバーシップトークンを獲得してホルダーになることができます。
  2. ホルダー
    ホルダーは、メンバーシップトークンを保有し投票権を持つメンバーです。DAOへのアジェンダ提案権を持ち、投票で承認された場合には実際に日本DAO協会内でそのプロジェクトに取り組むことができます。
  3. コアホルダー
    コアホルダーは、ホルダーから投票で選出された各プロジェクトの中心を担うメンバーです。ホルダーから提案されたアジェンダに対してレビューを行い、クオリティを管理する役割も担います。
  4. レップホルダー
    レップホルダーは、コアホルダーから投票で選出された日本DAO協会全体のガバナンスを担うメンバーです。提案されたアジェンダのリーガルチェックや各ルールとの整合性のチェックを行い、健全な協会運営を維持します。また、社員総会での議決権も持ちます。

日本DAO協会のトークン設計については、今後公開いたします。